横浜セントラルパーク歯科

話題のインビザライン矯正! 気になる費用と独自の強み

マウスピース矯正の中でも人気のある「インビザライン矯正」についてご紹介します。治療費の目安やインビザラインならではのメリットとデメリットについて整理してご案内します。マウスピース矯正に興味のある患者さまはぜひ参考になさってください。


インビザラインとは?

インビザラインとは、米国のアライン・テクノロジー社によって開発されたもので、世界100ヶ国以上で既に800万人以上の治療実績があるマウスピース矯正装置(および治療法)のことを指します。(2020年1月時点).

高精度の3Dデジタル技術を取り込んだ製造工程によってマウスピースが作製されるため、歯科技工士の手作業によるマウスピース制作と比較してバラツキのない高精度な矯正装置の提供が可能になります。実績の豊富さが信頼性の証であり、ハリウッドセレブにも利用者が多いことで知られています。


インビザラインの特徴

インビザラインの特徴についてご紹介します。メリットやデメリットについては一般的なマウスピース矯正と大きな違いはありませんが、歯型取得回数の違いは治療工程に多少の変化をもたらします。

アライナー(マウスピース)の数は30~80個程度と驚くほど多い!?

インビザラインのマウスピース矯正であれば、1回の歯型の取得で患者さまの口腔環境を3Dデジタル化し、独自のコンピューターシミュレーションによって最終段階までの連続したマウスピースが制作されます。アライナーの数は患者さまの症状によって異なりますが、概ね30~80個の範囲です。

「想像以上に多くのマウスピースが必要になるんだな…」と感じるかもしれませんが、1個のアライナーで無理なく数ミリずつ歯を動かしていくようなスタイルですので、これも精度が高いことの裏付けだと言えます。 なお「印象採得(いんしょうさいとく)」と呼ばれる歯型の取得は、インビザラインであれば最初の1回のみで済みますが、他のマウスピース矯正であればマウスピースを交換する前に都度行なわなければなりません。

また当院では歯型の取得をiTero(アイテロ )という最新の光学スキャナを使用しておりますので一度で快適に歯型を採る事ができます。他のマウスピース矯正であれば概ね2週間から1ヶ月おきに歯型取得の作業が出てくるということですので、当院のインビザラインではそのような工程が省ける点でもメリットとなります。

インビザラインの費用目安と治療期間

インビザラインの製造工程では最先端3D技術が活用されていますが、だからと言って通常の「ブラケット矯正」と比較して特別高額になるというものでもありません。むしろトータルの治療費を安く抑えられるケースもあります。症例によって費用目安や治療期間は異なってきますので、大きく4つのケースに分けてご紹介します。

症例(歯並びの状態) 治療費の目安 治療期間の目安
不正歯列の程度が強いフル矯正インビザライン 100万円程度 ±2年半
一般的なフル矯正インビザライン 80万円程度 ±2年
不正歯列の程度が軽いフル矯正インビザライン 50万円程度 ±1年半
部分矯正を主体としたインビザライン 30万円程度 半年~1年程度

インビザラインのメリットとデメリット

インビザラインのメリットとデメリットを分けてご紹介します。

 インビザラインのメリット 

● 治療中の痛みが少ない

薄くて柔らかいプラスチック素材のアライナーなので、装着時に痛みが出にくいです。細かく何段階にも分けてアライナーを取り換えるため、歯を動かしていく際の痛みも感じにくくなっています。

● 見た目に違和感がない

非常に透明感のある薄い素材ですので、アライナーを装着していても目立ちません。 

● 着脱が容易

歯型を取る工程が最初の1回だけですので、他のマウスピース矯正と比較して通院回数を減らすことができます。忙しいビジネスマンにもうまくフィットするでしょう。  

● 通院回数が少なくて済む

 歯型を取る工程が最初の1回だけですので、他のマウスピース矯正と比較して通院回数を減らすことができます。忙しいビジネスマンにもうまくフィットするでしょう。

● 金属アレルギーは関係ない

金属アレルギーでブラケット矯正が選択できない患者さまでも問題なくご利用いただけます。

他のマウスピース矯正との違いで考えるなら、歯型取得が1回であるため通院回数が少なくて済む点を押さえておきましょう。  

 インビザラインのデメリット 

● 装着時間は20時間以上と長い

 インビザラインでは1日の大半を占める「20時間以上の装着」が前提となっています。細かく着脱していると思ったような効果が得られず、治療期間が長くなってしまう可能性があります。

● 治療可能な歯医者さんが限られている

 普及が進んできているとは言え、一般的には東京・名古屋・大阪など、大都市圏の歯医者さんで選択可能なものとなっています。お住まいの地域によっては、インビザライン矯正がしたくても選択できないケースも考えられます。

インビザラインは、総合的におススメできる画期的な矯正方法!

当コラムでは、世界的に治療実績の豊富な「インビザライン矯正」についてご紹介しました。必ずしもお近くの歯医者さんで「インビザライン」が選択できるとは限りませんし、また患者さまの歯並び次第ではそもそも選択できないケースがあるかもしれません。

それでも、総合的に見てインビザラインは適応できる範囲が多く、治療中の見た目の問題点を取り除けたり、咀嚼機能の改善という点でも大きな効果が期待できます。3Dデジタルデータを用いた精密な製造工程によって「痛みを押さえたスムーズな歯列矯正」が実現しますので、興味お持ちの患者さまはぜひお気軽にご相談ください。皆さまのご来院をお待ちしています。